マイクラのプログラミングで階段をつくる(まっすぐな階段)

2022-08-05

教育版マイクラ(Minecraft.Education Edition)のプログラミングで、いろいろ作ってみます。

今回は、まっすぐな階段。

まずは手動で作成。つくりたいのはこんな感じ。

プログラム実行の準備

マイクラでは作ったプログラムを、アイテムを使った時や、歩いた時など、いろいろなタイミングで実行できます。

今回は、「1」というチャットコマンドを受け取った時に実行するようにします。

まず、画面左の[プレイヤー] から [チャットコマンド( jump )を入力したとき]のブロックを取り出し、空いているスペースに置きます。

そして、(jump)を(1)に書き換えます。

使うブロックの準備

エージェントがブロックを使う時は、エージェントのスロットに、ブロックがセットされている必要があります。

エージェントを右クリックして手動でセットすることもできるけど、せっかくなのでここもプログラミングで。

画面左の[エージェント] から [エージェントに(草ブロック)を(1)個、自分のスロット(1)番に設定させる]のブロックを、2つ取り出し、

[チャットコマンド( 1 )を入力したとき]の中に入れます。

1つめのブロックは、「草ブロック」を「丸石の階段」に変更。
2つめのブロックは、「草ブロック」を「丸石」に変更。スロット(1)番を(2)に変更。

※個数が1個だと、ブロックを置いたら無くなってしまいそうだけど、大丈夫です。ブロックを1個こだけスロットに設定して、ブロックを3個置いても、ちゃんと3個置けました。 

1段目を作成

動きとしては、
上に1ブロック移動、
「丸石の階段」を選び下に置く、
前に1ブロック移動、
「丸石」を選び下に置く、
となります。

画面左の[エージェント] から [エージェントを(前)に(1)ブロック移動させる]を2つ、

画面左の[エージェント] から [エージェントのスロット番号(1)を有効にする]を2つ、

画面左の[エージェント] から [エージェントに(前)へ置かせる]を2つ、

[エージェントに(丸石)を(1)個、自分のスロット(2)番に設定させる]の後ろに、
移動、有効、置く、移動、有効、置く、の順番に並べ、下のように変更します。
1つめのブロックは、「前」を「上」に変更。(上へ1ブロック移動)
2つめのブロックは、変更なし。(1つめのスロットが有効=「丸石の階段」を使う準備)
3つめのブロックは、「前」を「下」に変更。(「丸石の階段」を下に置く)
4つめのブロックは、変更なし。(前へ1ブロック移動)
5つめのブロックは、スロット番号(1)を(2)に変更。(2つめのスロットが有効=「丸石」を使う準備)
6つめのブロックは、「前」を「下」に変更。(「丸石」を下に置く)

プログラムを実行する

コードビルダーを終了し、キーボードの「T」を押して、チャット画面にして、
「1」と入力し、キーボードの「Enter(エンター)」キーを押します。

エージェントが動いて、階段が1段できました。

もう1回、チャットコマンドで「1」を送ると、2段目ができました!

次回

とりあえず、階段を作れましたが、

今のままだと、10段の階段を作るために、10回チャットコマンドを実行しないといけない。めんどうくさいです。

次回は、もっと簡単にたくさん階段を作れるようにしてみます。

ブロックの設置方向について

ブロックはエージェントの前後左右上下にどこにでも置けるけど、今回は下に置きました。
今回作るのはシンプルな階段なのであまり関係ないけど、
階段を下から上に作っていこうと思うので、ブロックを上に置くと、置いたブロックが邪魔で上方向に移動しにくくなる。
同じく、ブロックを前後左右に置くと、置いたブロックが邪魔になって水平方向に移動しにくくなる。
という理由から。