Postmanでform-dataのfileを選択すると警告が出る場合。

postmanでファイルをアップロードするAPIのテストを実行。プログラムは間違っていないはずなのにアップロードされない。

APIは呼んでいるけど、ファイルが送られていない模様。

いろいろ確認すると、Postmanのファイル選択画面に警告マークが表示されていました。

症状

form-dataで「file」を選択して、ファイルを指定すると、警告アイコンが表示されています。

This file isn’t in your working directory. Teammates you share this request with won’t be able to use this file. To make collaboration easier you can setup your working directory in Settings.

(このファイルは作業ディレクトリにありません。このリクエストを共有するチームメイトはこのファイルを使用できません。コラボレーションを容易にするために、設定で作業ディレクトリを設定することができます。)

対策

対策は、以下のどちらか。

  • アップロードしたいファイルを、作業ディレクトリに入れる。
  • 「作業ディレクトリ外のファイルを読む」設定を有効にする

アップロードしたいファイルを、作業ディレクトリに入れる

Windowsの場合、「C:\Users\{user name}\Postman\files」が作業ディレクトリになっています。

ここにアップロードしたいファイルを入れて、Postmanから選択すればアップロードできます。

また、下の設定画面で作業フォルダを変更できます。

「作業ディレクトリ外のファイルを読む」設定を有効にする

「ctrl + ,」で設定画面を表示。

「General」を下へスクロールさせ「Working Directory」の下の「Read files outside working directory」を有効にします。

ただし、以下のような警告があります。

enabling this willallow any 3rd party collections to potentially read any file on your system.

(これを有効にすると、サードパーティのコレクションがシステム上のあらゆるファイルを読むことができるようになります。)