ラズパイで監視カメラ(raspistillのみでタイムラプス)
赤外線カメラ&赤外線ライトを入手したので、セットアップと動作テストをしました。
カメラの接続と有効化
赤外線カメラとライトとスタンドのセット。Aliexpressで購入しました。
組付けで特に難しい部分はなし。赤外線ライトのネジが小さいので、精密ドライバは必須。ピンセットがあれば、尚良し。
ラズパイの電源を入れると、グポ~ンと、ライトが点灯。モノアイが光っているのは、赤外線ライトだったのか!?
メニューの「設定」の「Raspberry PI の設定」で「インターフェイス」タブの、一番上の項目「カメラ」を有効にして、「OK」。
静止画撮影で動作確認
raspistill というコマンドで静止画が撮影できるので、これで動作確認をします。
raspistill -o test.jpg
ホームディレクトリにtest.jpgが作成され、画像が写っていればOK。
暗闇での撮影テスト
夜になって、カメラ&ライトを窓に設置して撮影。よ~く見ると下の方に草むらがうっすらと写ってます。せっかく赤外線ライト付きを買ったけど、ライトが届く範囲が足りなかった模様。
何か対策を考えつつ、作業を進めます。
raspistillのみでタイムラプス撮影
raspistill とシェルと cron を組み合わせた定点観測のサンプルを見かけるけど、簡単なものなら raspstill 単体でできる模様。
raspistill -t 30000 -tl 2000 -o img%04d.jpg
↑の例は、2秒間隔で30秒間、imageN.jpg(N=0始まりの連番)の画像が保存されます。画像が大きい(デフォルトで2MBぐらい)と容量を圧迫するので、オプションで調整。
-t, –timeout | 撮影からシャットダウンまでの時間(ms) (指定しない場合は5秒) |
-tl, –timelapse | タイムラプスモード。msごとに撮影します。( -o img_%04d.jpg で d == フレーム番号) |
-o, –output | 出力ファイル名 。指定しない場合、ファイルは保存されません |
-q, –quality | 0 ~ 100 でJPEG画質を設定 |
-w, –width | 画像の幅 |
-h, –height | 画像の高さ |
-vf | 縦反転 |
-hf | 横反転 |
タイムラプス動画を作成
raspistillで撮影した画像を、ラズパイに標準で入っている ffmpeg を使って動画に変換。
ffmpeg -r 10 -i img%04d.jpg -r 10 -an video.mp4
ラズパイ上だと、10枚強の画像でも少し時間がかかったけど、これで動画ができました。
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