pure data で、テルミンぽいものをつくる。その1。
Windows に pure data をインストールして、マウスの上下で音程が変わるテルミンぽいものを作ってみました。
所要時間、約30分。
セットアップ
とりあえず、さわってみるだけならセットアップ不要のweb版がおすすめ。
インストール版

http://puredata.info/downloads/pure-data からプログラムをダウンロード。
pd-0.x-x.windows-installer.exe を実行。[Next]を連打でインストール完了。
Web版
「purr data」というWeb版もありました。
最初の読み込みに少し時間がかかります。
ショートカットキーが本家と違います。
http://cuinjune-purr-data.glitch.me/
Hello World
まずは定番のHello World を作ってみます。

[File] → [New] (ctrl + N)で、新規作成
[Put] → [Message] (ctrl + 2)でMessageを作って、「Hello World」と入力。
[Put] → [Object] (ctrl + 1)で、Objectをつくって、「print」と入力。Hello Worldにフォーカスが当たった状態で、操作すると自動的に線でつながります。
[Edit] → [Edit Mode] (ctrl + E)で、編集モードから実行モードへ切り替える。現在のモードはマウスカーソルで識別可能、「手」なら編集モード、「矢印」なら実行モード。
[Hello World]をクリックすると、メイン画面に「Hello World」と表示されます。
ラの音を鳴らす
Objectを作って、「osc~ 440」と入力。「440」はピアノでいう「真ん中のド」の6つ右にある「ラ」の周波数のこと。
Objectを作って、「dac~」と入力。
「osc~ 440」の左下と「dac~」左上 を線でつぎます。
メイン画面の[DSP]にチェックを入れると、「ラ」の音が聞こえてきます。
「osc~ 440」の左下と「dac~」右上 もつなぐと、音が左右から鳴ります。
テルミンをつくる
上のつづき
[Put] → [Number] (ctrl + 3)で、Numberをつくる。
Numberの左下と、oscの左上を線でつなぐ。
実行モードへ切り替える。
Numberをマウスで上下にドラッグすると、Numberの数値と音程が変化します。
簡易テルミン完成!
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