Scratchで炭治郎模様を描いてみた

2021-01-27

前回、禰豆子の模様を作ったので、炭治郎の模様も作ってみました。

模様のサイズを可変にしたので、作る前に想像していたよりも難しかったです。

正方形をどう描くか?

ペンで少しずつずらしながら線を引いて正方形を作ると描画に時間がかかりそう。

なので、スプライトのコスチュームで正方形を描いて、辺の長さ分移動させようと思ったけど、Scratchにはスプライトの高さや幅を調べるブロックがありません(スプライトの拡大率?の「大きさ」はある)。

調べていると、beatnixさんがスプライトのサイズを測るプログラムを作ってたので、それを使わせてもらいました。

高さ100、幅100の正方形のスプライトを作れば、「大きさ」と実際のサイズが比例するはずです。

作り方

準備

スプライトのサイズを測る で、高さ100×幅100の正方形スプライトを作ります。

作ったスプライトをバックパックに入れて、自分のプロジェクトに取り込みます。

最初から入っていた不要なコスチュームを消して、作った緑の正方形を複製し、色を黒に変更。

初期化

辺の長さを指定できるように、変数を作りました。

四角を並べる

色を変えながらクローンを作り、移動。

↑クローンを作らずに、拡張機能「ペン」の「スタンプ」でも同じことが可能です。

右端にきたら1段下の左端に移動

右下にきたら処理を終了

左端の色を保存

できたと思ったけど、正方形のサイズによって、市松模様にならない場合がありました。

左端の色を変数に保存する処理を追加します。

全体

ペンを使う方法

ペンを使って正方形を描く方法も試してみました。

確かに描画は遅いけど、待てなくはないぐらいのスピード。

ブロックを作るとき、「画面を再描画せずに実行する」にチェックを入れれば、スプライト版と同じぐらいの描画速度になりました。