Scratchで、制限時間ありの「朝のやることリスト」を作ったら、娘の動きが激変(笑)

娘は朝の準備がゆっくりで、幼稚園バスに遅れそうになる毎日。
自分でToDoリストのアプリを作ったら、楽しんで準備してくれるかなと思い、Scratchで一緒に作りました。
が、効果はあまり無かったです。
やることリストを見ながら準備するので、次にやることがわからず遊び始める事は減りました。でも、「長い針が7までに、ごちそうさまやで」とか言っても、ゆっくり食べたりで、結局ギリギリの時間に家を出発。
そこで、今度は時間制限ありのやることリストを作ってみたら、効果バツグンでした(笑)
作った内容

ネコが自分、タコが敵。
先に、右側にある「魔法の杖」を取ったほうが勝ち。
タコは、開始時間になると動き始め、1分ごとに少しずつ進んでいきます。

ネコを進ませるには、やることを終わらせて黄色い丸をタップ。

タコより先に、魔法の杖を取ったら勝ち。

タコに取られてしまうと負け。
という、シンプルのアプリです。
こうかは ばつぐんだ!
最初
- 起きてテレビを見る(自分で起きてもらう為に、テレビで釣っている)
- 朝ごはんを食べる。
- 洗顔、着替え、歯磨き、検温(コロナ対策)、髪を整える、などを出発までに終わらせる。が、時間的にかなりきつい。
な、感じでした。
検温や着替えはテレビを見ながらやってみよう、と提案してみても娘的には、別に急ぐ必然性が無いわけで、テレビに気を取られて手が動かなかったりで、うまくいきませんでした。
次にやることがわからなくなるのか、他事をやり始める事もしばしば。
やることリスト その1

やることを並べただけのリスト。次にやることがわかるので、他事をやるのは減ったけど、出発時間に間に合わせようという意識は持ってもらえず。
やることリスト 時間制限あり

娘が起きる時間に、タコが動き始めるようにしているので、リビングに来てiPadを見ると、このぐらい出遅れています。
競争心に火が点くのか、とりあえずタコを追い抜こうと、自分から準備を始めてくれます。ごはんを食べる時間になっても「まだタコに負けてるから、先に顔も洗ってくる!」となる事も(笑)
ごはんを食べている間に、タコが追い上げてくるので、以前のようにのんびり遊びながら食べることも減りました。
出発時間の間際になってくると、タコが杖のすぐ側まで来て、さらに焦るのか「早くして!」と逆に、こっちが急かされる時もあります(笑)
というわけで
プロジェクトをScratchで共有しているので、よかったら使ってみてください。
https://scratch.mit.edu/projects/408809025

ステージのコードを変更すれば、表示内容や、開始時間を変更できます。
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